白のない便りの恩返し

いったいなんの収穫が

僕の

この世の中に起こったか

真夜中に

起こったか

 

さあ音楽は鳴り止んで

だけど僕の身体は止まらないので

そこかしこから猿が出てくるような

コト考えてみて

 

明日はどうしてもやってくるのに

今日になれば少し先延ばし

また明日までの長い時間を

こうして過ごす

 

タイミングを見て

踊る横並びを見て

 

愛しているものからけして少しも離れたくはないんだ

だから大きな涙を盾にしてできれば今日は見ずに過ごしたい

少しも離れないために少しも近づかないでいる

だって僕の好きなものはいつだって僕と等間隔にいるから

 

それで時間は過ぎていく

まわりまわりまわりまわっていく

少しずつ僕の歯は欠けていく

だけど笑顔はいつも絶やさない

 

素敵な

素敵な話を

素敵な僕たちは

やってる

 

あふれてくる

どんどんくる

剥がれ落ちるのではなくって

ふくらんでいく

はりつめていく

はちきれそうなわけではないけど

 

ゆっくり

人生は流れる

時間はずっとここにあるというのに

硫酸とナトリウム

コンディションで

絶品

社会は治らない

騒動は呼吸

 

これ以上書くとだいぶ個人的な領域になってしまうのだが

仕方ない

 

不自然は

慣習にならうもの

本質は肉体に宿る

自由は決して

文化ではない

 

無限とは憧れのこと

有限とは幸せのこと

永遠とは

選び取ることである

 

離れがたいと思われるものが

分かたれていく

それは小さな革命である

 

時間はものごとを分ける力で

宇宙の誕生からこのかた

何も合わさってなどいないのだ

二人が手を繋いだとき

二人は決して消えることなく

かわりに何かが生まれるのだから

 

硫酸とナトリウムだって同じ

 

自然とは時間に委ねること

別れていくこと

千切れ ばらばらになって 朽ち果てて

粉々になる

消えるくらい散らばっていくこと

 

さようなら哲学

宗教

世の中の心

これにてすべてを覆す

ギターにつけて音変えるやつ

ニッカポッカ着て日暮里でポカリ

ポカリでポカリ

仲間と喧嘩

それが俺の日課

夜はブラックニッカ

ぽっかり空いた胸の穴

満たす缶コーヒーはポッカ

ポッカは名古屋

ニッカリポカポカ

あたたかい市

日進町もいま日進市

日進月歩

町は市になる

人は死ぬ

ポックリと逝く

日刊工業新聞に載る

密には柳葉魚2017 -指環-

ハイパー トニック

ハイパー トニック

ユー アー スペシャル ベアナッコー

アーメン チルマン

どうもう

煎餅(せんべい)

 

読(よ)み仮名(がな)

 

オーケストラ玄関

ボンタン シャキッと 出勤魔

お前そんなに会社に行くなよ

死んでも知らんぞ

アー ソラミタカ 合掌

 

ぼんやり空を見て落下

ボンタン シャキッと 出金しますか

お前そんなにパチンコ行くと

玉が出るぞ お前の口から 無限に そしたら どうするんだ

いいのか

 

デーダマー

悪魔と

ビーダマン

殴り合っているのを

横目に僕は背広を質に入れ

ギターを買って弾く

夜明けは近い 夜明けは近い

アー そうだ 明日から ライブがあるんだ あいつのライブ

生きているのか 死んでいるのか

果てしない議論の果てに

何があるのか それはね みんなの笑顔

 

ニッカリ ポッカリ

日暮里 ポカリ

ボカリ

ビーダマンの圧勝

悪魔 デビル 見る影もなく 縮小し

塩をかけられたナメクジのように

ゼロだ ゼロに向かえ そこには何もなく

宇宙の法則を知るすべだけが

わら半紙にサインペンで

 

ウワー 犬がいるぞ

叩け 叩け 掘り出せ それはたぶん パール

犬のしっぽをつかめ ビーダマン

胸に入れよ

そして弾きだせ それはパール

圧縮された生命

魂のことだ わかるかね

 

厳密には柳葉魚(ししゃも)

読(よ)み仮名(がな)

そのカッコの中にあるものをすべて捨てろ

いつまで頼っている

補助輪をはずせ

自分の頭で考えろ

読み仮名世代は滅びなさい

ふりがな世代に変わりなさい

ルビーの指輪は何週連続

トップだったと思ってるんだ

馴染まれと

ありがとう

そして尊き良き時

あるいは未来

最高と交わす酒

君はどのくらい飲むのでしょうか


幸いの

そこのカフェ

われらになじまれ


「酔っ手羽」という店が例えば

「山ちゃん」という店が例えば

「鳥貴族」という店が例えば

そうであるように

いつかなじまれ


雫が湖となったのを

今知った

足が濡れている

心地よくとも

座るわけなく

天に雨を乞う

ゆたかなれ

まざれまざれと

われらになじまれ

光あれよと


見つめた先に

髪は香る

生まれたままに

わきたつ

わきたつ

巻いた渦

ゆるまるように散る

祈り


ありがとう

未来におめでとう

さようなら

僕は消えない

うすまっていけ

ゆるまっていこう

記憶のように

雫のこと

われらは涙を流し続ける

湖がいつか球体となって

君の立つ大地を浮きぼらせるまで

あなたが宇宙に組み込まれるまで


ぼくらの足首がずっと一緒に

同じ高さに浸かるなら

座るわけなく

歩くだろう

歩いているのをたまに見るだろう


愛情はもう何年も

育つあなたとともにある

すこやかにまざれ

けがれても

この湖に帰っておいで


お酒を飲もう

散歩をしよう

真夜中はみんな秘密

まざれまざれ

ここになじまれ


ブランコにのろう


ずっと続く

ずっとなかよし

ずっと美しい

たのしくたのしく

心地よく

でも手触りは何もない


きらめいた君と

大きく息を吸い込んだ

暗闇はつめたく

そのまま記憶に張り付いた

たった一瞬のできごとだった