尊敬と崇拝

現実感がない すべて嘘のようだ 歩いていても腹の癌が疼くんだ そこだけが俺にわかる事 から回る内臓 いつから機能しない いっそ空白が良い 吐ききった題目 幽閉された脳 出てこないどこにもない ありふれた問題 カラフルな拷問 見出しを書けよ 代表せよ俺そ…

生きること

宝来宝来 宝や来いと 茶にコーヒー 塩からい少々のナッツ 生きてることがつらすぎる 空腹に二日酔い 何もない

自玉

黒みの長身 スラリ立ち なめらかに仕事のける なんなんたゆたい ありえない 憎しみが募る 殺しの来世 見殺しの前世 不可知すぎる現世 無理だよね 騒がしい恥じらいが 栽培をする 生えるそして伸びる いずれ咲き実り落ちる さあ個人的な愛憎 なりまして湖畔 …

エッセイ

ずっと自殺のことしか考えていないが 遂行の気は毛頭ない ただ胸の内 暗い気持ちに添えられるだけ 憂鬱の象徴として浮かぶだけ 心持ちを悪くしてくれるだけ 甘美でもなんでもない ただなんとなく選ばれているだけ それが戦争という二文字の事もあるだろう 殺…

欲しいのは静けさ

戦争だらけだ 金や権益のために行われるなら まだわかりやすいし 宗教だけが原因の戦争などあるわけがない 問題は日々 生活の中にある種々の戦争 すれ違いや怒りが火を散らし たくさんの悲しみが世に漂う 欲しいのは静けさ 何も解決などしない どろどろとし…

ツォンカパ

ツォンカパの業績を なんの気無し 調べてみた ツォンカパはツォンカの人 という意味で チベット仏教最大の学僧 だそうな チベット仏教最大の学僧 ということは知っていたが ツォンカの人 ということは知らなかった ツォンカパにとってはいったいどっちが 大…

自殺

自殺自殺自殺 自殺自殺自殺 自殺自殺自殺 自殺 自殺 自殺自殺自殺 自殺自殺自殺 自殺 死にたいという希望より 自殺その熟語先浮かぶ 動きのない流れもない ただ間違いない自殺 ここにとどまる 頭上の石

歳末

闇の幕に覆われた空 日没が早い 年末に向けて何もかもまた 仕舞われようとしている 吉祥寺のプチも 荻窪の邪宗門も 年内で閉店するという あの人も店を辞めると言った みんな元に戻っていく 砂に分解されていく 年の瀬とともに 収縮してひらく すべての愛よ …

ロス

ずっと泣いてしまうな そりゃそうだが 鬼の目にも涙というか むろんクールな面もありつつ 当たり前の感情は当たり前にあるのだな さみしいというね もう会えないというか 動かないということが根本的に異質なことで それはもう日が昇らないとかそういうレベ…

さみしい

クールに気取ってはみたものの さみしいなあ しかしあれ以上の本音はない ありがとう まったくありがとう あたたかくあたたかく 灯火のような存在だった これからのことはたださみしい すべては想い出になってゆく なんてかわいくかっこいいひとだったろうね…

ボン

君がいつ生まれたのか誰も知らない 盆踊りの頃やってきて 秋の範囲を今日まで広げた 小さな箱庭で幸せだろうかと 尽くせるものをすべて尽くした パイナップルが好きなようだと 僕らは考えた それは合ってる? もうわからない 壁際に来るのは外に出たかったの…

宝宮

ひとひら ふたひら 遊覧船 よりかじ はるかぜ 摩擦熱 動眼を押す 弾かれた獅子 真夏あたりに 済まされる褒美

のみなりに

ノミに のまれて ぬめりけに いいよな そうするよ そうですよ 片山さん

歩いていくとは

すべては無かった 忘れられないものなどない 何も無かった どうせどちらも同時にあるのだ 知らない人はすべてを持っている 殴られるかもしれないし 抱きしめられるかもしれない 蓋を開けるまでわからない 愛されれば愛されるほど 別の誰かに嫌われる 歩いて…

美しい人間

ただ佇まい しおれゆく茎に水通す 絹よりも絹らしい絹豆腐 崩れそうな年輪を朝毎に整わせ 小さなあくびを全身に広げ 細すぎる線を日光に見せる ちこうよれ道の土 散歩は向こうからやってくる 珈琲は魔法のように渦を巻き 晴天をかき分ける白い雲のように わ…

一つの老後

時計は音 たてるのをやめ 食事はもう 我々を循環するだけ 世界のどこか 記念樹のように立つ 誰からも見えず 春のたび花を咲かせる 人を諦め 神を閉じ ただふたりきり できるだけ長く 一緒に遊んで暮らしたい 君がもらってきたカブトムシを 暗い部屋で耳傾け…

プロい栄光

プロは好き アマはカン アマつか甘つか カンもんはカンくて 噂はもうないてかね 愛はないね あったとて黙って 微笑みで返す ええが それが プロってもんだが なんでわからんだ しらんが ドヤっと過去の小さな流行りを やれんのすごいな つまらないところでと…

非常識は救い

アリュービョーもニャー カン こと 人類はカンこと楽しむ だでかん 無意味すぎますな 度合いを増やす まず数字を決めた これがカンかった 濃いラーメンも自宅で食えば 残しても明日フライパンで なんか適当な野菜と焼いて スープもなんかの茹で汁で割るなり …

友達は変わる

友達は変わる まわる もどる 変わる まわる もどる あの日とは違うから 僕らは終わった 予定になかった真夜中が今も 僕たちの幸せは ここにあるから 新しい友達がやってくる 新しい友達がきてくれる 友達は変わる まわる もどる 変わる まわる もどる 友達は…

50年前に生まれた

50年前に生まれた 孤独が今わかる アナザー 酔い代は俺の代わり 穴だらけの情報 全てを知るものは無い 人類は皆その面で独り しかし 薄い幕を張る そのために知る あなたたちを平たく 糊付けする子守唄 わたしというただ一人はここで 点として居る からくか…

通り過ぎた人

死が終えて 黴生えて 別れ際 始まりもしなかった友愛 当たり前すぎた片想い 誰のことでも愛してしまう 意味消えて 傷癒えて 無価値

最終確認

クールに乗る 放流を見る 明るい陽射し 刻まれた話 モンスーン来る 墓場飛ぶ 夕方に話す 住みながらドア開く 勢いづけて揺する そこで話がつく 半分までは終わる あとの人生はどっちだ? 南側に向くと 空中に寄る 相談もせずに ガタピシと鳴る 新しいボロア…

酒の誤嚥

どうしていじわるするのかな 酒を飲んでるだけなのに 殺される恐怖で一杯なんだろう! 女に生まれて 幸福 うまく生きられない 助けてほしい 誰からも愛されず 小さな星が点滅している 愚物 がらんどう 残らず切り刻むひと繋がりの 情 すべての情 これまで生…

湯気の立ち方のように

お湯割りの縦長い陶器の 湯気の立ち方のように 不規則な愛のあり方が涙誘う あまりにも濃いほとんどが焼酎の お湯割りの刺激 人生はここで終わりを歩み出す 酒のために死ぬ覚悟を決める 毎日同じようで変わりゆく滑らかな時間 あまりにも愛おしい愛すべき肩…

消滅の段階

だりーよな社交なあ 何も生み出しはしないのに よくやるよニコニコと 塊の中であの 服に手を入れてグングンやるやつ ほら長袖の片っぽから手を抜いて もう片っぽで空っぽの袖持って おなかの中に抜いた手持ってって グングンやるやつ あれだよな全て 人生は…

血染め

目の前に死筋 呆け取る真青 空は四角に違いない もし何もなきゃ 足りん眠りにすがりつき 浅い刀の傷を縫う 蓋を開けると溢れ出す 縦に横にと線が散る ボーイ ダリ気取り在位 同意あえて勝利 その日を手に見る かざすまで持ち 離す 仮に殺せば間に合うか 本気…

どうでもいい飲み屋

欲望に飲み込まれますな 愚かさのカタログを見ているうちに どうでもいい馬鹿どもをいくらでも知る でもそれはただ中学の思い出というだけ

つづきかた

境界線 折り返し 人生の損 取り返しつかない 悲しい こぼれる技術 行く場所などない ただ寂しく時を過ごし 死んでいくだけ 子がいたとて 富あったとて 才ありて みためよくても ゆくゆくに雲 かすれても声 苛まれしなに のぼりゆく のぼりゆく すべては 繰り…

賢人の目

女なら お前でもいい 抱かせろや 催すで 劣情 知性 真の知性 地を這うもの 上眺め機を待つもの 野蛮とは 下眺め愛注ぐ者 はしたなく愚か者 わからぬ事見ず わかる事極端に尊ぶよ 最高のバランスは 凡庸な平均 誇る偏りは一面で 全画角から観る賢者には フー…

自転車

青空よ 詩に散歩 意気揚々で最高だ サドル掴んでふらふらだ 意味もないのに 寒くもない 時にハンドルの首根っこ 猫持つみたいに持ち変える ともに歩くのは こんな気分か 犬のようにまた 馬のように ロバのように 僕はお前を飼っている