別れる

もうおしまい

切り替わらない

重くなる宇宙

ただひたすらに濃くなっていく

 

置いていく

雲の向こうの星空とともに

寸胴の底の底

暗闇を敷き詰める

 

晴れやかに僕は走るのである

軽快に脚を回し車は回る

誰もいやしない

混沌橋落ちて跳ねる

 

決意表明と思って結構

切り裂いて分けず

音のように

過ぎ去っていくように

 

最終列車を進ませる

自分の脚で終わらせる

極めてアナログで数もわからん

ただ自立しているために