夢を払う

君になりたい

足りなくて困ってる

早くそんなに美しくなりたい

夢を払ってもっと舐めたい

 

幸福を描き出す

絵筆のように僕は撫でる

一瞬に鮮やかとなり

肌は一層なめらかとなる

 

夢を支払い

君は裸を売ってくれた

あらゆる手と唇を

そして足を

すべてを使って買い取った

 

小さな言葉を匙に載せ

君へ放り込んでみた

凄まじく歯が擦れ

耳が壊れてしまいそうだった

 

甘みと柔らかな舌触りを

僕は無限に卸し続ける

湧き出してくる全身の夢を

不法と知りつつ束にして渡す