もう愛している

知りたいことはもうない

君は完全さ

聞きたくない知りたくない

そんなことばかりさ

前の夜に見た夢の話を

延々と聞かされるような

父親に犯されたわけでなし

呑気に酒をのんでいるだけさ

砂の城の永遠を

ただ信じているのさ

崩れませんように

蛇に足を描くような愚を

だれも侵しませんように

君はもう何もしなくたっていい

何も言わなくていい

そこを動くな

にっこりしていろ