2004-01-01から1年間の記事一覧

ファンタジー

非現実的な世界だ 金がモノを言う

流れる星のビバップ

爽快 道理で綺麗な月 今なお照らす 光の幻 夜を記憶が優しくそっと覆い 咲き続く混沌の花が笑った ソウルフルに心はシャンクする 切り取られていった原風景のアラベスク ただ蜜の様な香りを永遠に映す華やかな色に振り向く あの夏の消滅を拒絶するように 今…

サイマルテニアスコインシデンス

今ごろあなたはどこで何をしているの 知ってるぞ あいつとセックスしてるんだ そうに決まってて 昔から決まってて 「相場が決まってて」(いつからか固定レート) oh抱き合うたびに涙を流して「ごめんね鬼畜」って僕を見たその瞳 今ごろは何を見つめているの…

コークスクリューうんこ

あいつの肛門から 俺は貴様のしわがれた顔面めがけて半回転しながら突っ込んでいってやる

とりあえず幻滅

何なんだ モヤモヤだ 君は誰! まあいいや とりあえず幻滅しとこう 嫌いなの? 好きなのか 打算の最中 とりあえず幻滅 ドサドサっと落ちて来るんだよ粘っこさが空から ヒトナメしてみて吐き気を催す もう要らないだろう すがすがしくはないだろう 何の意味も…

破棄駄目だ。

一週間くらい閉め切った部屋の中に引きこもっていたから空気が悪い。 することがないといって煙草を吸ったら溜め息が可視的になった。 鬱蒼と茂ったジャングルのようで身動きもとれない。 重苦しい空気に縛り付けられている。 なくしたものをリストアップし…

温泉の噴き出ない様に

氷みたいだ 砕くしかねえじゃん (時の経過) 溶け出した 意外 「コーネリアスのドロップがハイパージョイに入ったわけじゃん」 「そういうのってなんかのメタファだったりするわけじゃん」 自分の体温って偉大 などと思う瞬間だ キスしてみたら案外に喰いつ…

許させてくれ

黙っていたい どんなときまでも それは とてもみすぼらしい恰好で 胸いっぱい 懺悔の言葉をひそませて

どんだけありふれてても

靴の裏にこびりついたガムみたいにさ いや絶対そりゃマズいんだけど、これって喰いもんなんだよなあ、みたいなさぁ? 喰えるかなとまではいかないんだけど 口にいれるもんなんだよなあって。さぁ? でもガムってさ、胃の中に流し込むもんじゃなくって 口の中…

慟哭

架空なんだろう 慟哭の森の中で途方に暮れている 確信したはずの愛情に裏切られたような そんな?

吐き気がしたい

つかれえた はきけがしたい どくろになっても輝いていられりゃ それでいいじゃん? 違う? つやつやの死に顔で 煌いていられりゃ それでいいんじゃん? ねぇ だから十代のうちにそうなってしまおうかと思う うん でも 僕はまだ元気なんだな だけど十九歳って…

フンニョー

「フンニョー」 「フンニョー」 おぼえたてのことば 汚らしいことば 猥褻なことば 「フンニョー」 「フンニョー」 「フェラチオ」 「フンニョー」 はしゃいで駆け回る けたたましい叫び声 途方に暮れる幼稚園の先生 「フンニョー」 「フンニョー」 「フェラ…

刺激的カレーパン

火を吹く怪獣 核によって殲滅 一面の焼け野原 食糧難 おなかを空かした生き残りの子ども ひもじいよう と 泣きじゃくる 見ていてみんなは不快になる 火を吹く怪獣 鋼鉄のからだ 一面の焼け野原 横たわる おなかを空かした生き残りの子ども 怪獣のおなかを ぽ…

おやじをなぐる

そう俺はおやじをなぐる どうして殴らなければならないのか どうしておやじでなくてはならないのか 噛み締めて俺はおやじをなぐる おやじは雑誌のページをめくる グラビアのエロい週刊誌とか 湯気の漂うマグカップにはモカ ナイフを隠して様子をさぐる 騙し…

架空の裸体

モチベーション上がる 想像の産物 涎が垂れる 実在はしない

キリン・コンプレックス

殺人キリンg 麒麟至上主義 キリンがあまりに好きだから キリンの頭を追いかけて

夕闇の白球ボール

先生忘れないで あの日追いかけた白球のボールを 僕らは必死でノックした 先生めがけてノックした だけども僕らはまだへたくそで あさっての方へばか飛んでいく それらを必死で追いかけた 先生の姿 忘れない へたっぴな僕らのお尻を拭って ひたすら白球追い…

いつのまにか

いつのまにかここは現実 いつのまに引き戻された? 時間を歪める唐突な睡魔 浅からぬ眠りで感情もワープ 醒めている自分 どうにかなるって 月末までに100万要るけど とりあえずブックオフでも行こうかな

消え去った羊/虚ろな瞳の瞳孔がひらく

新婚早々 新郎葬送 海の藻屑と消え去った 新婦は喪服で消え去った ともに消え去った新郎の棺 新婦が背負った新郎の棺 0.5トンの荘厳な棺 まさに火葬場の馬鹿力 あなたと生きたかった。 せめてあなたと死にたかった。 棺を背負って消え去った 喪服の新婦は…

ザ・ダイソー×ザ・ボディ

ごんべんの形のその秘密をみんなに教えてあげて 僕という一人称をなるべく省いて新しいパースペクティヴを呈示してあげて みんなに さっきの撤回。 人生は薔薇色だよ。

尻の穴の中へ

逃げ込めよ その穴へ 逃げ込めよ 奥深く そのための恋愛だ 女だ/男だ 尻の 穴の 中へ オマエの苦悩を放り込め

たわし/毛虫

百万年ぶり 天変地異で パーマネントの雨が降る しっとりと毛髪に染み込んで グニュウ ワシャアとねじ曲がる 略

サイバデリア                                サイバデリア。

無限に広がる四角の世界 暗めな七色のライン 「電子音が八方から耳の中に飛び込んでくる!」 上下左右もわからない サイバデリック ヌードの女が中空を彷徨う ゼログラビティでのムーンサルト 「死を暗示するような空気のブレ、パチパチと聞こえる!」 真空…

サイバー・ピンク・ジェネレーション

サイバーなピンク 絢爛に煌めく 微笑としての発光体 ほとばしる粒子 瞳壊滅 桃色の鱗粉 ダンシング 胡蝶 君と あそこへの旅立ちはサイケ サイバーでピンク

サイヴァーにラブリー

あなたは今完璧にラヴリー サイバーでピンク 薄手のシャツ着てヘッドフォーン 思わず壁紙に パーマネントに笑顔 ミラクルなピースサイン サイバーにラヴリー 人差し指をクチビルへ 僅かに流し目 あなたは今 完全にラヴリー サイバーにラヴリー あなたは今完…

どだい無理

君の左手がもげたんだって 教室で聞いたよ 僕の右手をあげようか どうだい 優秀な右手さ なんだってできる ほら君は右ききだろう 僕もなんだ したら ねえ両ききになれるじゃないか ピアノの得意な君だから 右の右手で銭形平次 左の右手で水戸黄門 弾けるのさ…

空へダイブ・とろける世界編

ああ あああ ああ ヒステリックに をうをををををうをを うおーーーー 死ぬしかないんだ 何故なら私は恋愛をしているのだ それだからこそこんなにも凶暴になって叫ぶ 声を限りに精一杯力抜けるまでゴララララン 光り輝くステンシルv オオオオ強烈な愛の水面…

裸展覧会/シンポジウム

カリカリボンバーベンジャミン 洞窟から抜け出せないフラストレーション 幻滅する前に跳梁跋扈 暗躍するフラクタルスペクタクル ぼんやりと光を眺めて失明 現在と現実とリアリティ 道頓堀川リバー 不死鳥求めてダイビング土曜日 シンパシー駅で君のことを待…

地盤沈下

君が裏切った僕は今の僕じゃないから平伏さなくてもいいよ 僕が殺そうとした君は今の君じゃないから怯えなくていい でも覚悟しといて僕の機嫌を損ねたらどうなるかわかったもんじゃない 人生とは空中で降りしきる霰同士がぶつかり合っているようなもの 電光…

泡沫のコノテーション/背伸び人のブルーズ

流れていく猛獣 獰猛に檸檬囓る 梶井もどかしい 基次郎の小説 消せない刹那さ 抜本的な頬張りスタイル リアリティ新聞記事に対しては正直に そして素直に 疑い逆らう 可塑性を信じる 何処かで兵隊が死ぬ 無関心ニヒルな態度 クールなつもりかいボーイ 地盤沈…