真贋

遠くセックス

揺れて漫画

肉体と想像力の距離

横山三国志の冷静

空の無条件な輝き

一歩一歩の尊さよ

通路がときおり果てしなく見える

そのビームが繋がっているのです

幾つもの扉

開いたものもそうでないものも

等しいなら綺麗に

新しくなるそう決まってる

だから

木漏れ日の芸術性を

酒に揺れる頭に乗せて

珍奇なような驚きを

明日への生きる糧にしている

開き

光る

横一列の明らかな

決まりには

どうしても従おう

いつまでそうなのか約束のない

世界を

思い出して

弾けるようなイメージの

わくわくする未知に祈り賭ける

それも

いいけど

想像力を広げていくと

見えないものがちゃんと見えた

それが過去なのか

これからなのか

わからないままで

静かな検討の夜を過ごしていこう

慎重だけど浮き足立って

それでもくちびる噛み締めていた

安定の色を

確定の距離を

一つの言葉ではとても表しきれないような複雑な軌跡を

描いて

また

戻ってくる

必ずここから教科書は広げられる