緩やかな音速

揚子江気団がもうどうも破裂しそうで

空飛べる僕は見回りに余念がない

舌鼓うつ

小鳥と時折交差して

白く白く両手を広げて

天よビリーヴ

雪景色かき消して

泣く泣く削る街