2010-01-20 少女へ 僕のために歌われた言葉が 全世界を経由してまたすべて ここへ帰ってくるような 空気中に解き放たれた愛 霧となって消えた白い吐息 淡い想い届かない 背伸びのしかたもわからない カルシウムおいしくない 泣きそうに無表情な君の 枯れそうな歌 命からがら 逃げ出しそうな歌 それでも何とか目を背けないで 立ち向かおうと燃えている 昏い瞳 夢よ夢よ 消えていく感性よ 握りしめたら煙となって すり抜けていく憧れよ