2009-03-27 砂利の銀河 自分って「重たい」人間だなあと思う。 筆を持つと口数が多くなる。 愛なる荷重をインクに込めて投げつける。 饒舌な花束を目の前に突きつける。 誰もが同じ速さで歩いているわけではない。 手を繋いでスキップしたら彼女が転んだ。 ああ、野原のような場所に寝そべって。 ああ、砂利のような空を見ていたい。 水切りの石を探すように、 ゆっくりと星を拾いたい。