久しぶりにパソコンを立ち上げると

一通のメールを受信した

奴からだ

ここの日記を好きにしてくれと言う

ごちゃごちゃにしてくれと言う

しかし僕にはできない

僕は何かを壊すなんて勇気は無い。

「頼まれて書きました」というのはやめてくれ

と言われたが、僕には最初に断っておく必要がある

僕は矢崎ではない。

それだけは書き記しておく。

僕は矢崎ほど文才があるわけではない。

一生勝てる気がしない。

僕が奴に対して抱くのは激しい劣等感と

そして哀れみとでもいうべき感情か。

どんなに苦しくとも悲しくとも

奴は笑う

奴は笑い続ける

奴は死ぬまで笑い続ける

心配する人を指差して笑い飛ばし

そんな奴を涙目で見詰める女を

罵倒する

突き放す

傷つける

そんなことして何になると

周りに言われようと

そして笑い顔の裏で泣く

指差す先は自分自身かもしれない

罵倒して

突き放して

傷つけたいのは

自分自身なのかもしれない

矢崎がこの日記を見たら

何というだろう

稚拙だクダラナイと言うだろう

そんなこともうどうでもいいや。

僕は矢崎が憎い

憎くて仕方がない

だけど昔ある人が

hateの反対語はloveじゃなく

ignoreなんだって言っていたから

多分そういうこと

以上

暇だったから書いてみたよ

だけど今の僕は

面白いこと書ける状態じゃない

なんでもありなんだろう

じゃあこれで許してくれ

悪いね。