目に見えない落石
脳天を鬱
ヨタヨタと足取り
夜空を彩る満点の華
今の気分をゲットダウンして
血豆だらけの左手を切り捨てろ
進んでいく時間と
存在不可能な時間を取捨選択する
夢想して
分岐点に立つ
大人になる僕が
女の人の足と足とのあいだにちんちんを突っ込みながら涎を垂らして手招きしてる
きもちよさそうに
笑って
どこかしら小悪魔的に
腰を動かしてうめく
僕は涙する
未来の自分に涙する
存在不可能な時間に望みを託して
歩き出し
僕はちんちんを切り捨てた
精子の飛び出す女性器に満足げ
禁忌を忘れて
そして分岐点では
女の人が手招きをする
僕は死ねないらしかった