明日の朝１４時に体育館裏の校舎に来い マッハ６以下のスピードでだ 学生服を裏表に ズボンを切り裂きながら 靴下をツノにはめ 大股と小股を繰り返し 歩いて来い 両の乳房の大きさは 決して一定を保つな 均衡を破れ 思い切り引き寄せ 力の限り食いちぎれ 正…

シューベルトとシーボルトのシンジケートがシートベルトを碇シンジ 性悪なクサンチッペは白菜を頬張り ソクラテスの頬を張り ソクラテス出血して倒れる ソクラテスは豚である 豚は皆死ぬ 故にソクラテスは死ぬ 兵隊さん兵隊さん 僕を犯して ねえ ほらほらほ…

消化される摩天楼の裏表を知る青年の処女膜は徐々に薄れ行く 明滅という名の限界を知りその界隈には投げキスを頬張らせる 先天的連続性が花火の如き火花を散らし 愛しさの余り自害を企てる修行僧の鼻の下膨張を促進 至極単純明快である高利貸しの運命に抗う…

小学六年生になる 弟の お腹を裂いたら 精子がドバー

流れ星が 落ちてきて 僕の 弟を つぶした。 流れ星が僕の頬をかすめ ぱっくりと肌がひらいて ふた筋の血の流れ。 流れ星が 落ちてきて 僕の お嫁さんを教えてくれた。 腹がぱっくり ひらいてて 流れ星の 体積のぶんだけ内臓が はみでてて。 弟は 泣きながら …

インスピレーション・収束炭化 インスピレーション・洞窟変遷 インスピレーション・包括審判 インスピレーション・幻滅界隈 地べたを掘り起こす 地べた 宙に舞う 地べたが地べたに降り掛かり 地べたが地べたの表層を覆う 二重の地べたを地球上に 二重の地べ…

坂道 斜めに傾きすぎた fall 落ちる 一万五千百米の道程 半分過ぎたら 死体 fall 落ちる 頭と頭 相当の頻度で 唇と唇 待つ運命に 伴って ぶつかる crash 手を繋ぎ 歩み始めた恋人たちの 四時間ぶり 麓での再会 死体 crush つぶれる 時速８８マイル fall clas…

瞳 瞳 瞳 尻 尻に 尻に 尻に 尻に 瞳が もしも ついてたら 大王 ニコちゃんか 家来かもしれんやんな 瞳 瞳 瞳 尻 怖い 他人が 見つめるの 無理 隣の 家とか 音とか 尻とか 無理だろ 無理 無理 無理 無理 無理 無理 無理 無理 瞳 瞳 瞳 尻 瞳 瞳 瞳 尻 ファス…

瞬間的に手裏剣をキャッチ 伊賀の忍者にゃ負けてられん 意固地になっちょる 忍びも老齢 ギコシャコショコと 歩く音 くせもの 槍で突き刺す 越後屋の側近 貫かれたる 畳の裏には老齢忍び 間一髪の 頬の傷 見たぞ聞いたぞ大名よ 穢れた賄賂 はした金 水路を飛…

だんだん 祖父に 似てきた 我が子 隔世遺伝か 赦されぬ愛か だんだん 祖母に 似てきた 妻 複雑な 人間相関図 だんだん 曽祖父を 憎みだす 彼の孫 要するに 父

行き場のない少女がやり場のない性欲を抱え独り 悶絶 セクシーな薬指を切り取って膣内に挿入 バイブ代わり リズムに乗って歌う ららら ららら ららららら 謳い上ぐ シュルセンチメンタリスム そこへどうだ兵隊がやってきて 強姦 米兵が少女を チョコレートを…

徳用パックのフロスティ 天の間隙から降る砂に同じ グラニュー糖を注ぎ 酸っぱさを加味 徳用パックのフロスティ 凍り付きたる下町情緒に然り グラニュー糖を舐め コーン本来の味を殺ぐ 徳用パックのフロスティ 永遠に始まらぬ紙芝居の香り グラニュー糖を担…