未来

未来という良い詩を読んだ

ぐらついて骨になった彼には

その良さがわからなかったろう

そして僕には詩が書けない

頭の中が散文的で

あまりに整理を求めているから

混沌を許す状況は

実に平和だ

乱れた世の中に

詩は蛇足

乱れた生活に

詩は蛇足

他人を思って詩が書けるなら

それが職業になるだろう