2003-01-01から1年間の記事一覧

常に、どんどこと軟禁

どんどこ食え 朝飯を そう そうだ その通りだ どんどこ食え 昼飯を そう そうだ その通りだ どんどこ食え 夕飯を そう そうだ その通りだ 夜だ 寝ろ 朝だ 起きろ どんどこ食え 朝飯を そう そうだ その通りだ

背BONE

胴体の上に両足を乗せて 両膝に両手を あてがって 僕のヘッドを最下層の社会条件において

ブレインに原爆

原爆が落ちた 僕の頭に 直撃をした 真上から投下された 僕を狙ってた 明らかに 寸分のたがいなく 鈍い音をたて 僕のブレインにヒットした 頭皮と頭蓋骨をすり抜けて 原爆は 僕のブレインにヒットしたんだ

ポーカーフェイスの貧乏ゆすり

お前の貧乏ゆすりが 世界の経済を揺らす 揺るがす 揺さぶる お前の貧乏ゆすりがだ 世界の経済を揺らすんだ 揺るがすんだ 揺さぶるのさ グラグラグラグラ ウォール街を唸らす 地響き 地割れ タイタンな裂け目 お前の一挙手一投足が 株式市場を騒がせるのさ ノ…

どうせお前ら、道路公団の手先だろう…

道路公団の手先だろう うちの喫茶店を取り潰そうだなんて 地上げ屋みたいな顔をして 知ってるぞ お前らどうせ 道路公団の手先だろう ビルを建てるなんて建前で 本当は 拡張だろう 道路拡張が したいのだろう 図星だな その顔 道路公団の手先だろう いいなり…

アーサー王だと千葉ソード

千葉県を 世界地図から切り取って 磨きに磨いて これはつるぎ 大きなつるぎを 振るって 大きなすいかを 割ったら うすい 赤い汁が とめどなく溢れて 流れて 餓鬼どもが群がって さらば千葉県

しどろもどろの;しどろもどろのうぐいす・ジョー

シューティングスター シューティングスター ボブスレー ホバークラフト ホバークラフト 炎天下 商店街 如雨露 と 仮面 シューティングスター ボブスレー ホルマリン ホバークラフト 万里の長城 シューティングスター 爆発 破壊 瓦解 崩壊 激突 炸裂 殲滅 そ…

銅のネモ

どうも、ね さして知らない どうでもいいのにね 知らなあい

僕の中でのげっぷの音は

僕の中では 君のげっぷの出す音は もっときれいで 繊細なんだ 僕のイメージでは 君の出すげっぷの音は もっと緻密で 計算高い 全てを知り尽くしてあなたは みんなの前で げっぷをするんだ 僕の中でのげっぷの音は あなたの全てを象徴していて あなたがげっぷ…

戦艦のような顔をした女

戦艦のような顔をした 女が 鼻から主砲を 撃ちまくる 戦艦のような顔をした ロシアの女が ポチョムキンばりの肉体で 海に沈んだ 戦艦のような顔をした 女が 大口開けて主砲を 撃つのさ 戦艦のような顔をした 太った女が 畳のような肌をまるだしにして すりよ…

オーチャード・カジュエン

りんごで武装 中世の伯爵 オーチャード・カジュエン オーチャード・カジュエン くだものを切り裂く 中世の伯爵 オーチャード・カジュエン オーチャード・カジュエン ぶどうが破裂する 中世の伯爵 オーチャード・カジュエン オーチャード・カジュエン 甘い 中…

戦時下に片腕のサウスポー

あたしの 自慢の 右眼が 左眼に 恋をした あたしが 寝静まったのを 見計らって あんたら 同じ布団にもぐりこみ いんぐりもんぐり あたしの まぶたを 波打たせ キスしたり 挿入し合ったり こっちが興奮 してくるじゃないの あたしが 黙って 見てたら あんたら…

膨張させてハート降る宇宙

スペースくん おうい スペース きみがここから消えてから おへやが小さくなっちゃった スペースくん おうい スペース 呼んでも呼んでも まだ生まれないスペース 心臓の中に 空っぽのスペース 血の中に混じるのを恐れ 人間はそれを閉じこめるのさ そりゃそう…

海星なしの青ら

ロマンチックにも君は 死後の世界に 向かって走り抜ける 天国だとか地獄とか そんなファンタジー 宗教なんかと関係ない さらに劇的でおとぎな世界 翼がなくても飛べるんだ ただ死ねばいいのさ 簡単なことさ だから落ちるのかい 堕天使がやがて 空へ戻ると信…

貞淑な売春婦、街頭でF

こんにゃくを 縛り付けると はちきれるのだが 僕があなたを 縛り付けたら はちきれますか はちきれて くれますか あなたの乳房はおとうふのよう 触ったことはないけれど 僕にはわかるんだ あなたの乳房はおとうふのよう 野田市で作った醤油をかけて 噛み砕い…

浣腸をすると産まれいづる紳士、その苦悩とひび割れ

出してくれ 出してくれ 俺を お前の糞として お上品なのは沢山だ 出してくれ 出してくれ 異臭を漂わせ お前の尻から 爆発するように 四方へと飛び散り バラバラになった 糞として 糞として 俺の存在を汚らわしいものとして 肯定してくれないか 出してくれ 出…

麗しのサスピション

もっと殺気と狂気に満ちた 叫び方ができないのか? くるったふりとかしてみているのか 常人としか映らない 心臓の中に突如産まれた彗星が 身体を突き破り僕の太陽へと 鮮鋭な楕円軌道を描きながら 宇宙の塵と毒物を含んで 一直線に あなたの中で僕の彗星が …

抜本的トラウマとの雪月

喉元にプリンタ 刃のように 鋭利な普通紙をセット いかずちのように 印刷ボタンを押したらホラ お父さんのあごひげが 綺麗に剃れた 小学生の頃を思い出すと 必ずそこには父親がいて 僕の頭部を愛撫して ほっぺたをひげで切り裂いた それこそが復讐 とこしえ…

食用カブトムシその生命を断て

泥酔の爺ちゃん 勃起もさせずに ラムネのビンを 叩き割る 世界中の婆ちゃん 音を聞きつけて ビー玉に群がる 破片を踏みつけて血だらけの足で 爺ちゃんの股間 蹴りつける婆ちゃん 悶絶の爺ちゃん 勃起もさせずに 婆ちゃんの頭 叩き割る 世界中の爺ちゃん 音を…

熊殺しのレシピ(密室編)

ソン・クライ・ショック ソン・クライ・ショック 石が落ちてて 浮き上がって 二つに割れて 鼻の穴に直進 ソン・クライ・ショック ソン・クライ・ショック 殴ろうとして 掴もうとして 接近を試みて かなり人違い ソン・クライ・ショック ソン・クライ・ショッ…

ブラジャーを眼鏡

朝 時間のない少女 慌てて身支度 眼鏡と間違えて ブラジャー 眼鏡と間違えて ブラジャー 見えない 見えない 前が見えない 前が見えぬから 間違える ブラジャーと間違えて 眼鏡 ブラジャーと間違えて 眼鏡 乳首がレンズで 少々歪む

筋骨隆々おばあちゃん

俺様はおばあちゃんだ 信じろ 信じろ こんな声となりをしていても 俺様はおばあちゃんだよ 逃げないでくれよ ねえ 俺様はおばあちゃんなんだ 近頃の若者は ああ そうだそうだ それでいいんだ 一緒に来いよ ついてきたらいいんだ そして ここで服を脱いだらい…

スーパー見た様なお前の家で

スーパーのようなお前の家で 俺はくつしたとネギを買い 二刀流で切り裂く ズバッ ズバリ 空を越え その音は響くだろう スーパーみたいなお前の家で 僕はベーコンとハムを買い 一枚ずつ投げる 平べったい木と 円月輪 宇宙の彼方で それらは輝くのだろう スー…

震度三千のあばれ魔人

ひげづらの小六 南へ 海岸線を越え 大陸棚を 征く 海底の落とし穴に落ちる 地球の中心を通る 噴水のように 裏側から湧き出る ひげづらの小六は ブエノスアイレスでも好評だった サッカーボールにかじりつきながら少年は (ブラジルの主食) ひげづらの小六を…

新幹線の如き糞

JR 主要な財源 自動販売機 ティッシュ 個室の中 走りまわる 天井も壁もおかまいなしだ おなかが痛い おまえは 暴力的で優しげなキスを 鉄球のように振り回し 持ち運ぶトイレットペーパーのロール 長ったらしい一反木綿 奨学金なんて 要らないから 紙をくだ…

堅物の管理職を熱湯で溶かせ

稽古を重ねて 屈強な顔面 大理石に埋もれた 自分の頭部を誇りに思え 目玉からビーム 不可能な夢など見るな ただただ鍛えよ 筋肉の目玉で突き上げるのだ 鋼のような耳たぶを光らせ はじき飛ばせ 風の中に舞う鳥たちを 破片のような鮮やかさで惨殺せよ 動物た…

天皇陛下はくないチョップ

ダンスで頑固な右翼派アイドル 天皇陛下に 天皇陛下に 天皇陛下にくないチョップ ダンスで頑固な右翼派アイドル よこしまな微笑で記号学 心臓停止を芸術的に 免許を無視してオペレーション ガンで倒れたあの人を ガンで撃たれたあの人を 診察台へと横たわら…

恣意的な部長

張り込み 張り込み 張り込み中の 若手 若手 若手 若手 若手 若手警部と ベテラン刑事 若手警部の脳内に 根付く 息づく 年功序列 気遣い 忘れぬ 気遣い 気遣い忘れぬ 忘れぬ 忘れ得ぬ 気遣い 目上の人に 目上の 目上の人に 儒家思想 何故か 何故だか 何故なの…

許させてくれ

中学生が中学生を殺したみたいな事件で、新聞に「エイサーが好きな明るい子でした」って書いてあって、すさまじいセンスを感じた。 大学のとある婦人宅で庚申を守っていたのですが、寸止め。 シンドローム メトロノーム 関東ローム ゴブリンとノーム ノート…

脳くそ

シャイニンシャイニン 輝いて 不器用にもシャイニン 曲がりなりな笑顔にジャンプ シャイニン シャイニンシャイニン いたずらっ子