章末問題でイエロー殴打

元老院が開幕を主張するような大海嘯

青空が紺碧に輝き光闇の中で揺動する

振り切られた針と熱線なり刻印

震撼する大地も流浪の果てに鐘楼

少年たちは厳格な芝生の精緻から躍進

誘発される姦通儀式に裁判官さえログアウト

嗚呼揚々として断固たれ信念

嗚呼深々として降り積もれ雪

幻滅と深淵の鉄仮面をハードアックスで断絶

限定的に松林伐採の手形まで消却

神格化された暴発猟銃に転々と反則

寝返っても寝返っても昭和の面影は無制限の増殖

点滅を隠しても遮蔽よりも恰好

渇望する信仰の出逢いは邂逅にして夭折

靱帯の荒れ野原にのさばり続けている回虫

高級感溢れる私鉄沿線は田園調布の趣

雁の音が余計に炎々と暴利を三遷させ候

人民と頑迷のホロスコープを万々承知で豪傑談義

散髪の卑怯さは現実に唾棄

同級は僭越ながら朦朧として玩味せらるるに等しく

実践的でない先行隊の閃きは免罪符だけに四面楚歌

爾か云う