歩いていくとは

すべては無かった

忘れられないものなどない

何も無かった

どうせどちらも同時にあるのだ

 

知らない人はすべてを持っている

殴られるかもしれないし

抱きしめられるかもしれない

蓋を開けるまでわからない

 

愛されれば愛されるほど

別の誰かに嫌われる

歩いていくとはそういうことだ

つま先とかかと

つま先とかかとだ……

 

極めて光る

ラインを超える

何も無かった

はじめからやり直せばいいだけのことだ