2025-08-28 一つの老後 時計は音 たてるのをやめ 食事はもう 我々を循環するだけ 世界のどこか 記念樹のように立つ 誰からも見えず 春のたび花を咲かせる 人を諦め 神を閉じ ただふたりきり できるだけ長く 一緒に遊んで暮らしたい 君がもらってきたカブトムシを 暗い部屋で耳傾ける 愛というのはこうしたものだ 永久にここで時間が止まる