眠れなく
バンガローのテラスで
知らない隣のかわいこちゃんと
話してちゅーして
朝を迎えた
そんな想い出をつくりつづけて
3000年がたちました
あるフヘーベン
件メルワルツ
千葉行きの切手
地震ボン
夢みたいな朝霧
つめたい空気と汗ばんだ肌
知らない隣のかわいこちゃんと
チュンチュンバードのとりあいっこして
合宿のバンガローはどっかいっちゃった
あれからいちども登らない山
健康には吸うべし
澄んだ空気を取り入れるべし
知らない少女と朝霧に包まれるべし
何を話したんだったかなあ?
ふ、それは本当は三重の鈴鹿の建物のなかの
廊下でしらない中学生のバレーやってる女の子とちょっと
座り込んで話したってのと
稲武のことね、高校の。
一年の時の
あと中二の夏の夢
初恋のやつね
あー総集編 青春の
眠れなくバンガローのテラスで
ランチハウスでっかいの
雪は決して降ってない
積もってたのは別の想い出
ただ空気が澄んでつめたいだけなのに
あんなに誰かがいたような気がする
隣のかわいこちゃんてのが
僕を愛してくれてるような。
はい、愛しています。僕は
あのすべてのコマの記憶を
あの長い友達の顔もきちんと
赤いパジャマまでおぼえているよ
いつもどおりのうすい笑顔で
なーんもわからず散歩に出たよ早朝
起床時間よりもちろんはやく、一睡もせず
われわれは愛し合っていたし
いまでも愛し合っている絶対ね
だって友情てのはシーン
シーンシーンシーンを大切にしあう
それは同じ場面でなくたっていい
そっちのほうが奇跡なんだから
バンガローのテラス
テラスってのも
実はバンガローてのも
よくしらない
定義がわからない
でもサンセットつまり
なんだっていい
バンガローのテラスであの朝僕はしらない隣のかわいこちゃんとチュンチュンてスズメの鳴く声をきいていたんだよ
それは友情の赤いパジャマの子と、もちろんまったく別人でどっちかってと三重の子ね
はあ、大きくなったよね
草がぶあーって箱から虹が出るみたいに僕たちは拡散していった
遠くからみればほんと巨大に
僕たちはほんと遠くにいるけど
遠くからみればおんなじなんさ
きれいな虹の一部なんさね
だからそれを友情!と強弁したい
三重の子ともね
名も知らんけど
初孫
ひらいた奈良漬
はちみつはこんでパラダイス
わーってみんなでワイワイ
ぴー茄子