君は弱すぎる
身体をボロボロにして
男を撃ち抜く鋭い眼をして
殺気に満ちたオーラを纏う
それで襲いかかる男たちに
惨敗し
泣く
いつでも持ち歩く
武器を剥き出しにして
鎧を綺麗に磨き
強ければ強いだけ高く
旗印掲げ殺し合う
時に共食い
妖気に笑いながら
肉を投げ合って
精液の海に溺れ
走りもせずに手を伸ばす
下向きに
気持ちが悪いことも
バリアーでまるで無視して
子供ができたことも
隠せば
誰も知らない
夜を生き抜くには
強がっていなければいけない
そうまでして夜を生き抜きたい君は
そんなにも孤独
武器さえ捨てれば
誰とでも友達になれたかもしれないのに