文学 後編

僕は時間を愛しています

それを文学といいます

回る地球に繋がって

あなたの心と繋がっている

 

舞う人が美しいのは

心と繋がっているからです

その人の気持ちが邪悪なら

どこかで地球と繋がってんです

 

全部は独立していて協力します

それがすべて一つの容器に入って実は

自由運動しております

その粒が時間です

 

神のするように愛しんで

神にするように畏まり

観念の人力で讃えて歌う

文学

 

そのままの地球にいるように

すらっと立って歩くのが

どれだけ労苦を要するか

わかるから

こんなにあなたが好きなんだ

 

その心のある場所は

つくれる

それが文学というもの

時間を愛すということで

僕こうやって

やってんの

 

何もかもを全部と思えたら

ただにっこりとほほえんで

好きな格好で遊べるんだけど

針のように降ってくる秩序に

だいたいいっつも血を流してるね

 

そんな時に天を見て にらんで

手でもかかげて

絶対だ! って誓えたら

ぱあって世界は真っ白になるんだよ

そんで踊れるよ

でもまたおうちに帰って一人きりなんて

まっぴらごめんね

文学は文字にさせられる

もっと大切なことなのに

 

だから僕らに可能なことは

真っ白な世界をほんの一瞬だけでも

一緒に見ることだと思うね

「わあ」って言って

大切に

いつか明るい世界で会おうね!