ふたりのみーちゃん

ねーちゃんのみーちゃん

とおくの永遠

ずっとの天才

 

いまここにいる

ぼくのみーちゃん

 

ふたりのみーちゃん

 

ねーちゃんのみーちゃんはずっとの天才

ぼくのみーちゃんは毎日のごろごろ

 

ねーちゃんのみーちゃんはいつまでもねーちゃん

ぼくのみーちゃんはいつだってごろごろ

 

みーみー鳴くのはぼくのみーちゃん

ねーちゃんのみーちゃんはかっこいいまま

だけどみーちゃん

 

どっちのみーちゃんもぼくには天才

雲の上のみーちゃんと

畳の上のみーちゃん

ってだけ

 

みーちゃんはみーちゃんで変わんないの

 

ねーちゃんのみーちゃんはみーちゃんだけどみんなからは

みーちゃんなんて呼ばれてなくて

ぼくとかーちゃんととーちゃんだけが

みーちゃんって呼んでるだけです

 

ぼくのみーちゃんはぼくだけがみーちゃんって呼ぶの

ぼくのみーちゃんはぼくのこと

いろいろに呼ぶよ

 

ふたりのみーちゃんがいてぼくは一本の線をひく

それはもちろんぼくだって通過して

どこまでもどこまでも天までいくのだ

それは線路のようにいつまでもいつまでものびていく

その列車に乗ってごとんごとん

ごろごろごろと

永遠を行く

その発明が天才のあかし