ある好きな人と孤独

センチメンタル

そりゃそうだ

 

別になんていうこともない

 

四角四面の壁の中

硬いゼリー

涙と言えばわかりやすいが

誰にもわかってもらえない

 

愛する彼女と手をつなぎ

頭を覆って

抱き合いたい

そんな関係じゃ一生なくても

一生心細いから

 

本当にひとりぼっちだというのだ

弱いあなたもそう思い

僕に助けを求めてるのに

いつも大気が邪魔をするのだ

 

あたためあえば

それですむのに

 

あしたの中に

未定はあるか

夜の散歩は

もう終わるのだ

 

溶けて会いたい

そのように好き

ともかくも夜

ただ単に星

きらきらしたい

ともに願うなら

そうなればいい

それもわたしの

ひとりよがりか