心中

夜の世界は目が見えない

胸が塞いできつくなる

青々とした嘘だらけ

行く先々には因果応報

生存報告なみなみならない

気まぐれに生きる彼らの極意

小さな幸福の芽つみたがる

温室育ちのお人形

期待に添えない新しさ

認められない他人の意見

存在理由なみなみならない

そんな自分を描いて泣いて

空きっ腹には恐怖心

突きつけられた満月に

どこへ行くとも言わないで

闇に紛れて黙って行った

夜の世界はこんなに広くて

乾いて

古臭くって

なま臭い

新聞に出てた六時のニュース

いっさい笑えぬおどけた演技

明日に期待をかけるほか

何もない何もない一切が空

ゆっくりとでも忘れて行くよ

余計な傷は残っても

堅苦しくない未来を築く

ただそのために人はいる

生き急ぐより今は死のう

過去を見るなら謝るよ

合同演習続けて行くから

だんだんダンスもお手の物

全国大会なんだって

深呼吸してラジオ体操

やわらかな午後を迎えるために

午前十時は大切に