固まる夜霧と傍らの悪循環

夜霧を結ぶ白い糸

分散の果てに浮かび上がる

集まるでもなく固まって

星座のように浮かび上がる

生理的な段階にかなり近い

思想的な嫌悪も

やがて慣れゆくものだろう

まず何よりもリズム

無邪気に川を渡るように歩いた

それも既に一切の価値を失って

無意味だと吐き捨てる

馬鹿らしい実際だ

一つの華美が華美を呼び

取り返しのない革命が起きる

時にそれは血を流しながら

常にそれは車輪のように