世界中
緩やかに星
そのほうがいい
そっちのほうが

静かな夜に
誰にも会わずに
忌まわしいノイズを
一人聴いている

人生をできるだけ
遠目から見て
笑いつつ飲む
酒のように

ため息も
愛情も
とろけるような舞台はないか

星ならば良い
この光
時折感じる
この感覚が