予言の予定はどこにもないのさ
格好いい単語を探して並べて
それが予言だと世迷い言も大概にしろ
詩だってか
可能性も翼であり
想像力も翼であり
ばっさばっさと飛べるだろう
そうなれば無敵だろう
大きな怪物と化した僕の腕を
切り落としてくれ
僕はもうこいつと
おさらばしたいんだ
血しぶき上げて落ちた僕の腕は
地面に染みこみ
根を張って
目玉のような芽を生やした
通りがかるたびこちらを見るから
懐かしさと罪悪感と
何かの興奮が
赤い気持ち誘うよこれから困るよ
僕は数十年後には片腕の老人
両腕の奴らと毎日殴り合う
あいつらが一発入れる間に俺は
三発は入れるよ入れてそして勝つ