2010-02-22 子供たちに 我ながら ていねいにいれたお茶を わさび煎餅で受け止めて 正しさについて考える わさびによって 解き放たれた涙腺が うるうるとにじみ 行き惑う望みを見守って 死にたく思い 甘い干し柿を食う 何も変わらないにしても 子供たちに言葉を届ける この舌で だから お茶はていねいに わさび煎餅はご近所で 焼いた 閉店間際の また涙が出てきて 爺ちゃんの送ってくれた 干し柿を口に入れ