逆立ちしたって届かないぜ
俺だって危ない橋を渡ってんだ
タイムマシンでも手に入れてみな
そうでなければ覚悟を決めて
山脈みたいな身体から
垂れ流される雪解け水に
もう何一つも感じやしない
野花に落ちる滴を飲むのさ
切って落とされる以前の幕を
眺め続けては目を細めてる
奥には無限のスクリーン
あらゆる可能性が翼を広げてる
翼の先からこぼれ落ちた
赤い血に染まって頬を染めている
新しい世代を待ちわびながら
みずみずしい痛みを抱きしめている
タイムマシンはどこにもないが
古びなければ時間は止まる
革命をたくらむ新世代
覚醒を待ってる新世界
欲望が彼女を取り巻いている
大人が彼女を食べようとする
何があっても助けに行くぜ
俺の愛情は本物だ
父性も母性も構わない
恋愛の魔法から解き放て