空想科学奇跡

詩を書いたなんて言って

愛と憎悪を貴女に贈ろう

僕はこないだ君にふられて

腹が立って君を殺した

告白するよ

それは僕の頭の中だけの問題じゃないんだ

冷蔵庫の中

出られないのに

頭を開いたら何もかもがその中に吸い込まれるのか?

新しい光がそこから飛び出すか?

帰ってこないけど永遠な日々

黙々と喋り続ける

怠惰すぎた前戯と

おろそかなことばの後戯

もしも君と手を握りあったなら

合わせた手のひらが輝きだしたと今でも思うんだ