コンプリートな詩

キラキラ夜空の真っ白い中に

みんなの笑い声が混じる

外皮に毒素を感じるよ

蝕まれていく

光る輝く弾け飛ぶ灯かり

広い世界の真ん中に立って

あらゆる粒子を一身に受ける

煌いた僕

この夜は僕のもの

僕だけに空は明るい

電燈のイリュージョン

幻覚のイルミネーション

だけどあざ笑う

星のように小さく

でも空いちめん

意地悪い顔が埋め尽くす

僕を襲う

背中から入り込む

恐怖を産み落とし

耳元で笑う

逃げられない

僕の幸福と笑う顔

甘んじて

死ぬ