めまいの壁に

大きなこと 僕のこと わからないもの だれかの部屋の壁に貼られているもの 未知のこと 開かれる桃色の扉 その向こう 褐色の扉 その向こうに 四角く囲まれた空間 そびえるものたち 空気と時間 毎日の服を 纏い続けてきたその証拠 匂いや 舌に来る味 二の腕に…

合流

ぎゅっとしてる 怖がらないで 交換を続けてねえ とじてもひらいても闇なのは 泳いでるからさあ 落ち合おう 心のなかで ぐるぐるしてた先にいる どんなこと考えてたって最後 混じっているなら 幸福ってものだ 計算は合う 頬は寄せられる 花は咲く 草は育つ 景…

素敵な桜

月が好きです 星が好きです 雪が好きです 桜が好きです 女の子の名前にも多い 花の名前はありふれてきた ずっとまわりに囲まれてきた 歩きながら光をまとって 目を瞑って想像したい 惜しいことをしたねあと数時間 散りぎわ虚しく勝手に泣いた その色を僕も見…

幻の中にいた人へ

夢 夢 紫色のが消えてゆきます 時間がばっくれ わからなくなる 永遠があるとしたなら こんな感じニャ 秒も時間も わかんなくなる ただ紫の 細いおふとんだけが 見える 女の子より 子供になりな

文学 後編

僕は時間を愛しています それを文学といいます 回る地球に繋がって あなたの心と繋がっている 舞う人が美しいのは 心と繋がっているからです その人の気持ちが邪悪なら どこかで地球と繋がってんです 全部は独立していて協力します それがすべて一つの容器に…

脳がバグってクルッてルン

はいはいおりたら ステンドグラス きらめくお部屋においでます ステッキかざして若返り 駆け回るんルン 写真の幼児 抱きしめて僕をね 新しくしてよね 涙を浴びせて まぼろし見して ピンクとオレンジ クルックル パーラー 落ち着きのないコーヒーカップ 渋い…

ししん

私信 指針 詩心 その他いろいろ 失うもの すべて シシン 音のことよ 昔のことと 目を閉じて今 お願いね 君と言えばみんなになる みんなも君に消えていく 溶けて絡まるソース たれる 滋賀の米原 錫の匂い ふっと切り取り ここになる しのびの愛です スパーク…

そよぎ

無気力でどうしようもない夜 うれしくてうれしくてたまらないことがある 愛しい人 離れると魂が延びて細くなる

おやすみなさい

おなじいきもの おなじうごき はいはいと ぼくたちのぞむ おなじほうこう おなじほし ちがうなきごえ じゃりんじゃりん どうぶつのほし ふわふわのにやり りょうてをりょうあしに ぼわーとひろがる パジャマ着てねる

しずくのあまみ

ちらりと見えて さっと消え かりにも無いもの そよぐ 桟橋 あそぶ 湯を摘んで ふりまく くるり はちみつ 火の灯る灯籠 くらやみ 樹のにおい つめたく湿った風が抜く 朝露 ばった 止まっていた音

日本全国ご当地魔女さん

魔女っていんだぜアサコサン 金沢の三階のローレンス 帯屋のVIVA!って地下の店 たぶん世界中にいる 秋田町のぴのきお 国分寺のでんえん どこにでもいるよ 探すまでもなく きみのそばにもいるはずだ 絶対気配は消しながら 魔女はいつか果て 消える きみが彼女…

最新型の喫茶店

新聞 週刊誌 ひごとに年をとっていく 目を細めて朝ドラ見てる 花 カレンダー かぎのしまらないお手洗い かつては和式だったはず 珈琲豆 卵 ストロー ガムシロップ ミルクシェイクがだんだんと よくまざらなくなってきた 午前八時に毎日ひらき 午後一時にはし…

悟りは愛

想い出を消しましょう 素敵な海に流しましょう その前で息を吸いましょう その空間を愛しましょう 快楽を捨て いったん目を閉じ 愛しましょう すばらしき風景に 呼吸でこたえ 時間とは流れるものにあらず 動くものにあらず 止まるものにあらず そんな軽薄な…

祈りは学んで実りある

おばあさんの喫茶店で 寝転んで読む その影に妖精が 僕のメルヘンを呼び起こす 色と形の花々が香る 散歩する人の残像で 少しずつ生きる小さな人々 何も心配は要らないな 信じることが証拠になった 祈りは学んで実りある みんなのことを考えるときに 大切な人…

死に亭八方塞り

ピンクのヴァンズ 赤いシャーツ ドゥンドゥビドゥンドゥビへヘイヘーイ ドゥンドゥビドゥンドゥビへヘイヘーイ 何度もくりかえす 関係ないけど「他人は信じられない」と言うとき人は っていうのは日記に書くとして あーサインもらって握手しとけばよかったな…

夏の朝の想い出のまとめ

眠れなく バンガローのテラスで 知らない隣のかわいこちゃんと 話してちゅーして 朝を迎えた そんな想い出をつくりつづけて 3000年がたちました あるフヘーベン 件メルワルツ 千葉行きの切手 地震ボン 夢みたいな朝霧 つめたい空気と汗ばんだ肌 知らない隣の…

おとなしいラブり

詰むくらい好きで あいあいのあい ですね ちらつく夢もほんやりと あなたと君とをたゆたうな 急にそう でも昔から ほどよい距離のあのお姉さん たなびく関係 こそ永遠 くるくるよりも はらはらでして ラブなことなくて エーならばユーに すっと吐く恋に ゆっ…

大衆バー

個性も 美意識も ないとこに 班はできる 文化の匂いも 一切ない 当たり前の普通 そんなバーで きっと たぶん まあそうだよな で 絶対も比較も何もない 一期一会もなんもない 日常のバーで 横長のカウンターが分断する 世間が壁作る 常識が雨降らす 沸き立つ …

最終手段

最後の最後の最後の最後の最後の最後の最終手段 (最後の最後の最後の最後の最後の最後の最終手段) 最後の最後の最後の最後の最後の最後の最終手段 (最後の最後の最後の最後の最後の最後の最終手段) イエー!すれ違う列車 突き破り飛び乗れ間違えたから …

境界線

夢を見すぎると 遠く離れた場所からも おもいだしてしまう あのとき買った飴玉は本当だったか あの知識は真実か 彼女は実在するのだろうかと 散り散りになった記憶が どうだか知らんが 巻き上がっていく 現実と 見分けがつかない 別れてしまった人たち 浮か…

ふたりのみーちゃん

ねーちゃんのみーちゃん とおくの永遠 ずっとの天才 いまここにいる ぼくのみーちゃん ふたりのみーちゃん ねーちゃんのみーちゃんはずっとの天才 ぼくのみーちゃんは毎日のごろごろ ねーちゃんのみーちゃんはいつまでもねーちゃん ぼくのみーちゃんはいつだ…

深呼吸

君に会いたかった 教えてほしかった 今はどこにもいないけど ずっと望んでいたんです 消えていく恋を追って 目またたかせる よろしく さよなら もう会えないけど よろしく 出会ってもいないけど さよなら 恋を夢見ている 僕が今夜、行く先なんて 誰も興味が…

死のこと

さくらももこさんのこと(だけ)ではない。お客さんがまた一人亡くなった。またというのは、今年に入ってふたりめ、ということ。どちらも、お客さん、というか、同時に友達でもあって、同業者だったり仕事仲間だったり、同じ趣味や好きなことを共有する人、…

文学 前編

あなたがいつも文学であることを 僕は誇りに思います 愛しています ありがとう 触れない 知らない 変わらない うねる色なの 直線のからみあった複雑な気分? いえ、そういうのではなくて 無心に心はふくらんでいく 僕はあなたの心の中を泳いでいるようだ そ…

いない友達

愛と恋と共感の中で 興奮は輪郭を描く 学ぶ人たちも酔い痴れて 僕をじっくりさげすんでいる

魔法使いのほうへ

同情よ すてきなおかあさん 子供達は見抜く 僕のことを そして走ってこちらにくる さよならをあなたがきくことは ない

ふくらんだ理解

きれいなものは澄んでいる 邪悪なものは色ずんでいる ほんとうの色はひかりではない こころもち ただまっさらななにもないむね わたしの気持ちはひとごろしと変わりません とうてい理解ができないでしょう そのかがやきはふるえています あんまり複雑だから…

ふとう

そうなんだよなあ 酔うとるで 今はちゃうけど 忘れちゃってんです すっかり すっかりと こっからだって思うのね どっからだって思うのよ そう我々の出逢い 圧倒的な導きに 神を神と呼ぶ潔さ 夕暮れ時に夕焼けだって思うこと りんごをかじって にじむ皮の色 …

ついてくる月

昨日の昼間の幼いふたり 昨日の夜中のみじかい世界 ぴったりとそよぎ ひっそりとはまり 暁に鳥 ああ、香る と 思ったら愛だ 森の中のクヌギの樹液 記憶が頬を焼きあげる 抱きしめて停まる 時。 光は永遠と 一瞬の比喩である 手と手は繋がる それぞれの宇宙を…

死なない程度に格好良く

死なない程度に格好良く 僕はそれを継ぐ 君のため 君に告ぐ あんたが永遠 カッコいいようにな 去る人は消えぬ ただ散り沈むのみ わたしの中に 喰うよりも深く 沁みるより痛く 思春期の魂をかたどった あんた それがここにあるならばな 死んだ人は知らん 生き…