ギターにつけて音変えるやつ

ニッカポッカ着て日暮里でポカリ ポカリでポカリ 仲間と喧嘩 それが俺の日課 夜はブラックニッカ ぽっかり空いた胸の穴 満たす缶コーヒーはポッカ ポッカは名古屋 ニッカリポカポカ あたたかい市 日進町もいま日進市 日進月歩 町は市になる 人は死ぬ ポック…

密には柳葉魚2017 -指環-

ハイパー トニック ハイパー トニック ユー アー スペシャル ベアナッコー アーメン チルマン どうもう 煎餅(せんべい) 読(よ)み仮名(がな) オーケストラ玄関 ボンタン シャキッと 出勤魔 お前そんなに会社に行くなよ 死んでも知らんぞ アー ソラミタ…

馴染まれと

ありがとうそして尊き良き時あるいは未来最高と交わす酒君はどのくらい飲むのでしょうか幸いのそこのカフェわれらになじまれ「酔っ手羽」という店が例えば「山ちゃん」という店が例えば「鳥貴族」という店が例えばそうであるようにいつかなじまれ雫が湖とな…

博愛て死ぬ

毎日毎日いろんな人から ほんの少しずつ裏切られていく たくさんの絶望 だんだん切り取られて 空っぽさ 菜の花から油を搾り取られるかのごとく 美しく燃えて食べ物に彩りを添える みんなの生活に降りていく輝きは 僕らの涙が原料です そうだから死にたいと願…

散々だ

毎日こんなに幸福なのにどうしてこんなにつらいのか天国の生えた土の下地獄が埋まってる今日のあなたは優しいけれど明日は誰にもわからないわたしを殺して彼も殺して一人で生きていく頭のおかしい天気屋さんをかついで涙の大盛り上がりを張り切りすぎて町内…

目を舐める

ただ君を大切に思うので その傷をずっとなめていたい ちいさなあめ玉の心を だんだんとかして飲み込んでいこう 血は苦手です 注射も嫌いです 林檎のように切り刻まれて あふれ出るのは仕方ないのです それを湖だとしてそこで泣く 桟橋に腰かけて山を見る 足…

僕は死にそうだ

コーラの色さえ疑わしくて すべて嘘だと夜に叫ぶ 自転車で走れば僕の手も足も 風を切る頬もとても愛しくて 生きている! みなぎる力に命を知るけど それだって僕も手も足も空中に浮いているだけで 風を切る頬も何だって同じで 地球からすら見放されている ほ…

紗希

薄塩のポカリ 汗をかいたワイングラス 小さく泣く空の声 荒廃しきって誰にも会いたくない くたびれた身体から疲労がなかなか抜けていかない 嘆く人々 足元に闇が沈殿する 仮眠室の女と 文通する 愛という場面をお手軽に 書き割りの前で記念写真 月の満ち欠け…

ようこそ

永遠 眠気と同じ 歩く星と足音の夜 愛した人の残像のスタンプ LINEで送られてきます 変わっていることの心地よさ 降りてくる 梅雨どきを見はからう そういえばもう生まれて何年 ようこそ さよなら ようこそ ばいばい 暑い日も寒い日も 何かにつけて思い出し …

ペンギン村からおはこんばんちは

右向いて左向いてばいちゃ、ばいちゃ。 僕は今でも、ちいさいころ、夕方にやってたアラレちゃんの再放送を、熱心に見ていた風景を、思い出せます。 ちいさいころ、ドクタースランプの単行本を、寝っ転がって読んでいた感覚を、おぼえております。 それは当時…

欄干とボール

沈み込みながら頭に浮かぶのは いつも決まった空気である 雰囲気というのか 夜中の乾いたコンクリートとか 何らかの水 地下鉄の壁から漏れる錆びた水だったり 川の水だったり ギターの弾き語りもできるだけ 遠くで鳴ってるようなのだ たくさんの豆電球が 色…

お茶と魔法

退屈だと思って生きているのに 大きな魚が泳ぐ川のように 週末の 魔法 お茶をいれます 何がって 僕とは君のこと 立つ湯気はからっぽ 心の中のすべての記憶の 最もよい部分だけが そこであつまって絡まって 一人の人間になっているようなこと だから僕とは君…

おとなしい愛

深い発熱 キリストのこと 愛するべきか 忘れるならば 偉大なる誰かと僕の思い出は たぶん永遠にくり返されてゆく 夜のうちに 星は輝き終わって 広がる空がほしいまま 駅に向かう二人をとても小さく見せる 石はアスファルトに 猫は前方に 公園は背景に 何もし…

火花と銅線

フライパンのように焼けこげたらしい新しい町で 生き生きと働いている人たち 流れる汗を拭きもせず ひとつ前の戦争に勝利しようとしてる すきまのない焼夷弾 逃げても無駄とわかってる 冷たい水があればみんな目を覚ますだろうか? 想い出を焚き木にして燃え…

子どもの匂いのする場所で

マスキングテープをはがすと 僕にあたらしい 君にかつての 想いがひらく 夕方に封をして 夜にひやされて 太陽で目を覚ます 閉じるための虹色にこめられた気持ち 爪は何色だったろう? どんな言葉にも音があり はじけてぶつかる どんな贈り物にも色があるよう…

酔う(あるいは麝香)

人がゆえ酔う 生きるから酔う 酔いに涙して 酔いに強くなる いつか覚める酔いなら良いが 覚めぬまま腐る酔いもある あなたが歩くその道は美しいか 酔いながら歩くその道は輝いているか そんな質問にあなたは言う 「酔ってなんかいないわよ」 腐った酔いを身…

愛という部屋

どんな速度でもどんな温度でも愛という部屋で遊べますように走るときも休むときも同じポーズでいられるようにたのしいときもさみしいときも同じ笑顔でいられるように酔っているときその瞬間は爆発のように好きという気持ちが溢れ出す覚めたらどうなる?シャ…

それじゃまたあとで

うんそれでいいんだ。とても幸せだから。本当に包まれて僕はじつに心地がいい。嘘たちは困ったようにあたりを飛びはねている。もうだいたいの機能は終わってる。だからゆっくりと閉じていくんだ。愛しているってそういうことだよ。はじめとおわりをつかんで…

(無題)

このところ週に2回くらい動悸と涙が止まらなくなる。 それ以外は死なないために浮かれている。 今頃は天に召されているのだろうか。 もう、急にやってくる。 わたしのものにはならないのだ。 数ヶ月か数年かのその永遠にわたしは狭間で苦しむだけなのだ。 鳥…

本当の証拠

嘘は本当を隠すけど 本当は嘘を隠せない 偽りは本当の愛も美も隠す 本当は偽りを前に ただ見つめることしかできない 醜い嘘の向こうに真実はある 美しい本当の前に嘘は立ち並ぶ 偽りたちの嘲りの声 あなたの嘘であなたが見えない あなたの本当はただ美しく …

誰かが言ってた

黒点低いとこぬるいところ僕の涙が落ちてジュウって溶けるとこ誰のためでもなくあなたのために僕だけを反射してあなたのためにそんないちにちを過ごしましたか?殺そうとずっとほうちょうをにぎりしめてるよくしらないけど泣いてしまうね僕たちはいつも抱き…

真夜中に

たぶんこれは僕なんだろう そう口にだすと 涙があふれる まったく心当たりなんてないのに

君の声

声がききたくて とまどい 雪の降る日のさらさらとした 冷たい空気を思い出す 花ならいつでも摘みにいくから 君の声ならここにある 最後のためにとってある 笑顔も涙もうかばなくても 歩く気力もまるでなくても 思いだすことができなくなっても 君の声ならこ…

恋ってきっと

野球場から放物線でうちのポストに文庫が届く恋ってきっとこういうことね古いことばをひもといてわたしを探すあなたを探す恋ってきっとこういうことね恋ってきっとこういうことかも散歩の途中音がして振り向いてみたら球が飛んできた恋ってきっとこういうこ…

二人の経緯

咳き込んで命をなくすその刹那さと雪どけの拍手を混同している肉体と精神あなたはからだを痛めつけわたしはこころを傷つける美しき張りぼてのアート誰もが死を待ち退屈で踊るからだでおどるこころでおどる炎に焼かれ剥がれ落ちて死ぬあなたの最期を看取るの…

恋をしようよ

きらいなものがないのなら 恋をしようよ 忘れるものがなにもないなら 健康的に 恋をしようよ 明日の予定のない晩の 眠るまでの 酔いのように 恋をしようよ ソファの柔らかさのように 砂浜の広がりのように 宇宙の果ての暗闇のように 名前のつかない 恋をしよ…

恋の証

みんな好きすべてが恋で全部が全身愛してるってわけもないことピアノの音ヴァイオリン歌声と囁き虫や川や星にも耳をすませたくなってあなたと離れるその時にはぜひ花火をしよう打ち上げ手持ち線香花火なんでもいいから燃え尽きるのを僕は見ていたいどんな色…

アイラブユー

愛は愛と知る僕は僕と成る知らない子供はわからないすべてありのまま すべて光を見ている手を繋がないでUFOも見ないそらの名前をあてっこしてた踏みしめる土とゴミの山の道僕はバイパスをひた走り永遠にこない君を待ってるそんなことはもうわかってる涙は高…

雪だるまへ

「雪だるま」でラーメンを食べよう とても深夜に おじさんは今日も世間話をしてくれる テレビがいつもついている 『サバイバル』とか置いてある いつも誰かがビールを飲んでいる 僕もいつかはビールが飲みたい でも僕はいつも 毎回違ったラーメンを一杯だけ…

恋と幻

麻薬のように入り込んで支配してくるのだ 恋は 幻のように消えていくのだ 指の先まで充ちていて どうしようもなく脈動する のたうち回る 狂ってピアノを弾くように 麻薬のように欲しくなるのだ もっともっと でも恋はいつも幻のように まちがっていると人に…